★読んだ本
-絵本-
★★★★☆
①『クリスマスのまえのばん』 クレメント・クラーク・ムーア:詩/ジェシー・W.スミス:絵/ごとうみやこ:訳
(原題:The Night Before Christmas)
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クレメント・C. ムーア Clement C. Moore Jessie W. Smith ごとう みやこ ジェシー・W. スミス
新世研
売り上げランキング: 99715
クリスマスの前の晩、みんな静かに眠ってる。
今夜はクリスマスイヴ。
もうすぐサンタがやってくる。
きっついまでのオレンジ色をバックに、元気いっぱいの子供たちが行進。
そんな表紙絵ですが、中は一転シックなおとなの雰囲気漂うデザインです。
まっ白な紙に落ちついた色合いの絵が描かれていてとってもお洒落。
翻訳も好きです。
新世研は「絵本翻訳コンクール」なるものをされています。
この本は第4回最優秀賞を獲得したもの。
英文併記なので原詩を読むこともできます。
★★★☆☆
②『クリスマスイヴのこと』 クレメント・ムーア:文/アニタ・ローベル:絵/松井るり子:訳
(原題:The Night Before Christmas)
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クレメント・ムーア作 / アニタ・ローベル絵 / 松井 るり子訳
セーラー出版 (1993.10)
通常2-3日以内に発送します。
ローベルが手がけた絵本です。
でっぷりとしたお腹に優しげな笑顔。
陽気な足取りのちょっと背の低いおじいさん。
日本人のイメージしているサンタクロースに近いんじゃないかしら。
煙突から家に入っていくサンタを見送るトナカイたちがかわいいの。
お気に入りのページです。
訳した人によってトナカイたちの名前が微妙に違うのも面白い。
「クリスマスのまえのばん」も 「クリスマス・イヴ」も 同じこと。
原詩は同じでも、絵が違ったり、ことばの選び方で印象がかわってきますね。
ふふ。 読み比べって楽しい。
-よみもの-
★★★☆☆
①『新艦長着任!㊤』 デイヴィッド・ウェーバー:著
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★読んだ本
-絵本-
★★★★☆
①『アパートのまど』 竹下文子:文/杉田 豊:絵
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竹下 文子 杉田 豊
フレーベル館
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野原に小さなアパートが建った。
アパートには窓が8つある。
しばらくするといろいろな人たちが引っ越してきて、窓には8つの色のカーテンがかかった。
8つの色のカーテンの向こうにはそれぞれ違う人が住んでいます。
黄色、 緑色、 青色、 水色、 白色、 オレンジ色、 紫色 黒色。
その色のイメージにぴったりの住人たち。
カナリアの鳴く窓辺には黄色いカーテン、 窓辺にきれいな花を飾っている緑色のカーテン、 白いかみひこうきが飛んできた白いカーテン・・・・。
そして隅っこにある黒いカーテンの部屋。
ここだけはいつもカーテンが閉まったまま。
けれどもある日、黒いカーテンが開いてひとりのピエロがそっと顔をのぞかせた。
するするとのぼるハシゴの上。
そこで奏でる笛の音は、夜空の星たちに聴かせる音楽会か。
それとも 「夜」 のための子守唄なのでしょうか。
不思議な 不思議な おはなし。
-マンガ-
★★★★☆
①『ねこのおくりもの』 秋本尚美:著
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秋本 尚美
講談社
売り上げランキング: 3299
「猫と生きる」をテーマに描く、愛が詰まった4つのストーリー と書いてあります。
確かに。 4人の、ねこの飼い主のオムニバスでした。
最初に載っているおはなしが一番長かったです。
実家においてきた飼い猫を保健所に連れていかれそうになり激怒した千幸。
しかし、拾ってきておいて全然面倒もみないし、結局は人任せにしていると逆に説教されてしまった。
反省した千幸は実家に帰り、ねこを引き取ってくることにした。
だけど千幸の住んでいるアパートってペット不可じゃないの。
そりゃあ隠れて飼っている人なんていっぱいいるけど、発覚したときに引っ越す覚悟はできてるんだろうね?
な~んてリアルな心配をしてしまった ^^;
一緒に住むことになった ねこのうーちゃん。
秋本さんはペットを老衰で亡くしたことがあるのでしょうか。
昔、飼っていた犬も同じような亡くなりかたでした。
思いだしちゃった――。
秋本尚美さんといえば、やっぱり
『ぬくぬく 日だまり編』 ですよね!
紹介したいから読み返そうっと!!
★★★★☆
②『BOYSエステ⑤』 真崎総子:著
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真崎 総子
講談社
売り上げランキング: 13744
おすすめ度の平均:
うーん・・
真崎さんの描く主人公の女の子はいつも移り気。
優柔不断で惚れっぽく、すぐに浮気をしちゃう恋愛にだらしないタイプ。
どの作品もそうなんだけど、読んじゃうんですよねーこれが。
これまでの作品の中では静香はまだ控えめなほう。
それでも、いい男を見るとすぐにぐらついちゃうことにかわりはない。
好きじゃないんだよ、あんたみたいなタイプ。
絵が好みなんです。
デッサンもしっかりしているし、上手い。
笑いのツボもハマりどころが一緒。
静香の考えや気持ちには同意できないけど、男の子の気持ちは充分理解できるのでした。
しかし・・・・・
なんであんたらそんなタイプの女の子が好きなんだ!?
そこだけは解らんよ ^^;
★読んだ本
-絵本-
★★★★☆
①『みんなぜんぶいろんな ―かけがえのない命を考える絵本―』 中川ひろたか:文/奥田高文:写真
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中川 ひろたか 奥田 高文
ブロンズ新社
売り上げランキング: 36381
写真絵本です。
家庭で使われている普通のコップや時計など、それぞれ同じページにいくつも並んでいます。
形が違くったって ゆのみは ゆのみ。
大きさが違っても 時計は 時計。
見かけや色に違いがあっても、大きな枠で見ると同じ仲間です。
「あたりまえじゃん」
おとなのほうがそう思ってしまうかもしれません。
けれども子供たちは想像以上に素直に反応してくれます。
「そうやん。教室の時計も 時計やもんね」
見方をかえると同じ仲間。
葉っぱも、チョウも、果物も、あかちゃんや おじいちゃんだってそう。
みんな おんなじ 命。
「みんな生きとうもんね」
★★★★☆
②『もりのかくれんぼう』 末吉暁子:文/林 明子:絵
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末吉 暁子 林 明子
偕成社
売り上げランキング: 73430
おすすめ度の平均:
めちゃめちゃお薦め
美しく楽しい本
不思議な森でかくれんぼ
公園で遊んだ帰り道、おにいちゃんが 「家まで競争だ」 と言ってかけだしました。
おにいちゃんずるい!
けいこがあわてておいかけると、おにいちゃんは生垣の下をくぐり抜けようとしているところでした。
待って!
おにいちゃんのあとを追いかけて生垣をくぐったけいこがでてきたところは不思議な場所でした。。>
けいこが迷いこんだのは見たこともない森。
その森はすっかり秋の色です。
そこで出会ったのが 「もりのかくれんぼう」 という妖精。
彼はその名のとおり、かくれんぼがとても上手。
森の仲間も集めてみんなでかくれんぼしよう。
人でないものと友達になれるのは子供の特権であるかもしれません。
突然現れた不思議な少年と一緒に遊ぶけいこは無邪気そのもの。
森の中に隠れた動物たちを捜す 隠し絵 もあって楽しい。
美しい秋の色を堪能できます。
★★★☆☆
③『あすはたのしいクリスマス』 クレメント・ムーア:詩/トミー・デ・パオラ:絵
(原題:The Night Before Christmas)
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クレメント・ムーア トミー・デ・パオラ かなせき ひさお
ほるぷ出版
この本も 『The Night Before Christmas』 の翻訳本です。
絵はトミー・デ・パオラが描いています。
あの独特の色使いです。
彼の絵は独特の雰囲気を醸しだしますね。
う~ん、まるでステンドグラスのようだわ。
ああ、なのに、表紙絵がありません。
残念。
★★★☆☆
④『みんなでつくったクリスマスツリー』 キャロライン・ベイリー:文/こうもとさちこ:絵
-よみもの-
★★★☆☆
①『さんずいづくし』 別役 実:著
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別役 実
白水社
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「落ちる」、 「流れる」、 「溶ける」、 「滑る」・・・
さんずいのついた漢字を集めていじくりまくったエッセー。
おっかしいの~。
屁理屈と背中合わせの理屈?(笑)
理詰めでぐいぐいと話を進めていくのが面白いし引きこまれます。
けど、それが鼻につく人もいるかも。
「測る」にでてきた 「メートル取り虫」 には笑ったよ(≧m≦)ぷっ!