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★読んだ本
-絵本-
★★★★☆
①『ガンピーさんのふなあそび』 ジョン・バーニンガム:文、絵/みつよしなつや:訳
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川のそばに住んでいるガンピーさんは舟を一艘持っていました。
ある日、ガンピーさんが小舟で出かけると、途中でふたりの子供が「乗せてください」とやってきました。
とっても親切なガンピーさん。
子供たちを招いたあと次々にやってくる動物たちも乗せてあげます。
ただし条件つき。
ケンカするな、跳ねるな、襲うな、追いかけるな、鳴くな・・・・
それは無理です(笑)
絶対みんな暴れるよね?
その期待にこたえてくれてすっきり楽しく読み終わらせてくれます。
左のページは単色(茶色)ページ、右のページはカラー。
単色のほうの茶色が遠めに効かないのがちょっと残念かな。
★★★☆☆
②『銅版画家の仕事場』 アーサー・ガイサート:文、絵/久美沙織:訳
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ぼくのおじいさんは銅版画家だ。
ぼくが子供だったころ、冬になるとおじいさんの仕事場で手伝いをしていた。
もうすぐ年に一度のスタジオセールがあるんだ。
下絵を描き、原画を彫り、出来上がった銅版をプレス機にかける。
ここから先がぼくの受け持ち。
ぼくはこの絵に色を塗るんだ。
銅版画ができるまでを物語仕立てで描いてあります。
彫りに入る前の下準備から絵の出来上がりまで順を追っていて分かりやすいです。
私はデザイン科高校に通っていました。
エッチングの授業もありましたが、まさにこの本の手順でした。
なんか懐かしいです。
「ぼく」はこの色塗りでいろんな所に旅にでます。
海を渡る船に乗ったり、深海ダイバーになったり、ジャングルに行ったり・・・・・。
気球に乗って自分の町を見下ろしたことだってあるのです。
この色塗りの作業を心から楽しんでいる証拠ですね。
最後のページに、銅版画に用いる道具や機械の名前付きで仕事場の絵が描いてあるのもうれしい。
★★★☆☆
③『かみなりになったごろべえ』 大川悦生:文/村上 豊:絵
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むかしむかし、あるところに、ごろべえというおとこがすんでおった。
ちっとばかし働くのが嫌になったごろべえは、氏神様にお願いした。
「なにか、おらにいいことをさずけてください」。
ある日、おまいりをすませて、石段をおりてきたら、みたこともない大きな豆が足元へ転がってきた。
怠け者のごろべえが見つけたでっかい豆はころころ転がって、結局は見失ってしまいます。
それから三日後、その豆から芽が出ているのを発見したごろべえは、毎日水遣りをしました。
豆の芽はにょきにょきにょきにょき伸びていって、天にも届く大きな豆の木になりました。
日本の昔話に類話がいくつかありますよね。
ごろべえは豆の木を登り、葉っぱの上にあるいくつかの村を通って雲の上までいってしまいます。
そこにいたのはもちろん雷様。
なんたって雲の上ですもん。
腹を空かせていたごろべえに雷様は美味しそうな鍋をご馳走してくれました。
そのうまいことうまいこと。
でもこれは雷様の罠だったのよね。
鍋を食べたために雷の仲間になってしまったごろべえ。 (その鍋の具が「うひゃ~」なものなのよね)
人手が(雷手?)が足りないため手伝うことになりました。
あ、逆か。 忙しいから雷の仲間にされたのよね。
最初はおっかなびっくりだったごろべえですが、だんだん調子にのってしまいます。
面白いのですが終わり方がすごくあっけなくてものたりないかなぁ。
★★★☆☆
④『おとくなサイはいかがです?』 シェル・シルヴァスタイン:文、絵/よしかわみちお:訳
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おとくなサイはいかがです?
売り出し中のがありますよ。
気立てがよくって 太ってて 思わず抱きたくなるような とってもおとなしいサイがね。
白黒の単色絵本です。
サイが大安売りされているんですって。
でもねえ、いくら安くてもサイはいらないかなぁ。
たとえ角が洋服かけや孫の手の代わりになっても使いたくないし、ビールの缶をあけてくれるらしいけど、なんだかあきすぎてしまいそうだし・・・。
ほかにもいろいろできて便利らしいけど、うちには猫がいるからいいや(笑)
なんか『ぞうって、こまっちゃう』を思い出しちゃうな。
あなたは如何ですか、お買い得のサイをペットにね。
■
『ぞうって、こまっちゃう』 の紹介 & 感想
★★★☆☆
⑤『サンタの国へのふしぎなたび』 まつむらちひで:文/林 恭三:絵
-マンガ-
★★★★★
①『百鬼夜行抄 第15巻』 今 市子:著
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お待ちかねの最新刊です。
だいたい1年に1冊のペースですね。
5話の物語が収録されています。
・迎えにきて
・鬼の面
・野に放たれて
・緋い糸
・黒天井
律は完璧、巻き込まれ方タイプだよなあ。
回を追うごとに妖魔と関わりあうのを避けたがる律なのに、事件のほうが忍び寄ってくるの(笑)
律がその出来事の主人公ではない話が少しずつ増えてきました。
そして少しずつ大人になってきてます。
一話ずつ確実に。
もう立派な青年だね、律。
くれぐれも、つまんない大人にならないでね。
まあ尾黒や尾白がいるし、司ちゃんと青嵐もいるから大丈夫ね(笑)
2話目の「鬼の面」の律が特に笑えたな。
友人の近藤とのからみなんてけっさくなの。
こういった笑いがあるのがいいのよね。
そういえば地域限定でドラマ放送されているんですよね。
どんな作品になっているのか興味あるなー。
■今 市子さんの本の紹介&感想
・
『美しき獣たち』
・
『GAME 復刻版』
・
『百鬼夜行抄』
・
『百鬼夜行抄 第14巻』
・
『ネムキ9月号増刊 百鬼夜行抄特集号』
・
『文鳥様と私 第8巻』
・
ドラマ「百鬼夜行抄」 オフィシャルサイト
-その他-
★★★★☆
①『仏像のひみつ』 山本 勉:著/川口澄子:イラスト
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仏像の秘密って何?
特別好きというわけではないのですが興味があって読みました。
4つの大きな項目に分けてあります。
1 仏像たちにもソシキがある!
2 仏像にもやわらかいのとカタイのがいる!
3 仏像もやせたり太ったりする!
4 仏像の中には何かがある!
仏像には4つの組織に分かれているとか、お釈迦様と観音様の違いとか、仏像の作られ方とか、それはもう詳しく丁寧に書かれています。
子供向けに企画された「親と子のギャラリー 仏像のひみつ」展を元にして本を作ってあるので、とても分かりやすいです。
写真やイラストも豊富なので仏像に馴染みのない人でも興味を持って読めるようになっています。
仏像の身長の測り方は、言われてみれば「なるほどだわ」と思いました。
いろんなミニ知識も書かれていて楽しく読めました。
★★★☆☆
②『このミステリーがすごい!! 2007年版』
③『街道・古道を歩く 西日本編』
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